ママのひとり言

今日で還暦を迎えた父 父が教えてくれたこと。

こんにちは。おじゃどママです。

父が60歳かぁー 還暦かぁー。

なんだか、嬉しいようで、悲しいような。

私、父のこと嫌いだったー。

小さい頃。

ホント厳しくてねー。

見た目もパンチパーマだし。

バリバリ方言入ってるし。

地元でも有名な父。

いつも、母に言ってた。

なんであんな怖い人と結婚したの?

もっと優しいお父さんが良かったー。

礼儀には特に厳しかったね。

けど、大人になって気づいた。

全てが父の優しさだった事を。

1.礼儀

うちの家系は全て娘。

父は嫁に行く娘達の事を思い、

よそに言って恥をかかないように徹底したしつけだった。

そのおかげで今礼儀がなってないと言われない日々を過ごせています。

お父さん、ありがとう。

2.人は変われる

厳しかった父が、変わったのは母と離婚してから。母は三姉妹全て引き取りたかったが、次女が父側に行くと言う。末っ子の私も父側に。

今まで家のことは全て母がやっていたから、父は洗濯機すらまわせない。

なにより、いきなり二人の娘を育てることに。

当時次女高校一年生。私中学2年。

バリバリ思春期。

よく引き取ったね。

当日の私は母のことが大好きで、父が嫌いで。

毎日泣いてた。仏壇に向かって。

母が帰ってくる事をお願いしてました。

そんな日が続いて

ある日私は人生初の家出した。

家にいたくなかったから。

友達の家にずっといた。

夜友達の家に帰ろうとすると、そこに父がいた。

見つかる前に逃げた。

毎日、毎日仕事が終わったあと私を探してた。

そんな日々を続けていたが

先生に見つかり学校に戻られる。

私は父に殺されると思った。

しかし!父は私に何も言わず

先生に頭を下げた。

この子の居場所を無くしたのは僕です。

えぇ!!怒らない?!

ここで私は知りました。

仏壇に泣きながらお願いしている姿を父は知ってました。だから、私をせめれないと。

父は私に、ごめんね。

お父さん、ちゃんとするから。

一緒に頑張ろう。お母さんいないけど、

普通の家庭よりも仲のいい家族を作ろう。

俺はお前の味方だからね。

(思い出したら涙が出てくる話)

そう父は今までお母さんに任せっきりだった子供と向き合うために自分からかわってくれたのです。

そんな父をみて、私は父が大好きになりました。

自慢できる父になりました。

今でも、父と二人で買い物したり、

家族LINEで連絡を取り合ったり

本当に仲のいい父と娘の関係が作れました。

これを作ってくれたのも父です。

お父さん、私たち三姉妹は

お父さんに感謝してます。

還暦おめでとう。

そして、親孝行をさせて頂くためにも

これからも元気でいて下さい。

ABOUT ME
Ozyadofamily
フレンチブルドック&シベリアンハスキーの多頭飼い中のおじゃどママです。 このブログでは、おじゃどファミリーの様々な道のりを一人でも多くの人に伝えていきたいと思い始めさせていただきました。自分が歩んだ道で、誰かのお役に立てたいいと思っております。 様々なご内容で発信していきますのでよろしくお願いいたします。